うさ日記

憂さ晴らしに書くのかもしれません

水の瞳を溶かすのは

この文章は機動戦士ガンダム水星の魔女第5話「氷の瞳に映るのは」までのネタバレを含みます。

 

なんやかんやあってスレッタは地球寮に溶け込んでいました。そしてしれっとミオリネも。ともにスペーシアンではありますが、水星出身で差別意識がないスレッタ&社会に対する視点は公平なミオリネは、地球寮に身を寄せる学生たちにも受け入れられやすい人柄だったのでしょう。学園内では異物同士なのもGOOD!……いやGOODではないか。

 

エランの初戦闘シーンもお披露目!背後から迫るミサイルを逆噴射した自分を追い抜かせる形で回避するのは、キラの戦闘スタイルを彷彿とさせますね。砂漠だし。

 

そして地味に明かされるスレッタの家族構成。父親とはやっぱり面識がないようですね。巷ではクローン人間では?などとも言われるスレッタですが、少なくとも尋常の家族構成ではないようです。そして兄弟もいるとかいないとか。兄弟はエアリアルのことでしょうか?

 

スレッタ曰くエランのことが気になるみたいですね。まぁ同年代の人間とすら会ったことなかったのにいきなりあんな美形に言い寄られたら興味は湧くよな……。もうこの時点でグエルが聞いたら悶絶する気がしますが、なんとそんなエランからスレッタにデートの誘いが!?

 

ちなみにスレッタのどもりの長さで彼女から見た相手への距離感が掴める気がします。ミオリネはほぼ吃らなくなってますね。

 

明かされるエランの秘密……。彼は強化人士と呼ばれる特殊な存在でした。おそらくはプロローグで出てきたガンドフォーマットの副作用、過剰なパーメット粒子の流入に耐性を持つよう作られた存在でしょう。それでも苦痛は取り除けていないようですが。エランはスレッタの境遇にシンパシーを抱いていたようです。また、「彼女の顔も」別人のものだったりして、と言っていることからエラン・ケレスという名前や立場も誰かもパチモンなんでしょうね。

 

それはそれとしてデートに意気込むスレッタと、そこにブチギレるミオリネ!ロミジュリったら許さないからな!

 

そしてそれを聞きつけるグエル!お前分かりやすすぎるだろ!フェルシーが走ってきて「グエル先輩!大変っす!」って言う流れ、ギャグ系同人誌の導入として完璧すぎるだろ!

 

エランはMSに乗るのが苦痛だったようです。そらそうか、ガンドを使うと脳に手を突っ込まれるような苦痛があるわけですから。でもエアリアルにはそれがなかった。それでいて性能はガンドのそれ。表面的に技術を真似たダリルバルデのドローン技術や未来予想とはレベルが違います。それはつまり、完成されたガンダムであるということです。

 

そしてエアリアルな存在はエランに二つの事実を突きつけます。

1つはスレッタは同類ではないということ。

もう1つは……自分の存在意義がなくなったということ。

機械の側が問題をクリアした以上、人倫に反する強化人士は不要ですから。その心中たるや察するに余りあります。

 

そしてエランからスレッタへ突きつけられる、拒絶の言葉。初めて向けられたであろう明確な敵意に、スレッタの瞳には涙があふれ、こぼ、こぼ……

 

間に合ったーッ!俺たちのグエル・ジェタークが間に合ったーッ!というわけでエランとグエルの決闘が始まります。ふともも……もといセセリアが御三家同士の決闘を久しぶりと言っていることから、以前もこういうことはあったようです。が、エランの戦績が0敗であり、グエルがエランに勝てると考えていることから、恐らくグエルとシャディクが決闘したのでしょう。

 

そして始まる決闘。詳細は省くが、グエルは負ける。いくつか印象的だったシーンを上げると、まずグエルのディランザにファンネルみたいなのが認識されてないのがビックリですね。こいつあのオールレンジ攻撃目視で避けてたのか……。また、戦闘中エランの主治医?担当官?的なおばさんがプロスペラを先輩と呼ぶシーンがありました。プロスペラ=エルノラだとすると、彼女はウェンディ……?でもプロローグで死んだはずじゃ……?と思い録画を見返すと、あっ!この女MSのコックピットを刺し貫かれただけで死んだとは確認されてない!いや普通死ぬんですけどね!直後の魔女はもう1人いたってことねという発言からして、やはりプロスペラと担当官は魔女なのでしょう。

 

そしてグエルは屈辱的な形で敗北してしまいます。勝者たるエランは決闘の権利としてスレッタにあらためて決闘を申し込みます。どうなっちゃうの〜!?

 

という状態ですがあと3分で6話が始まります!忙しくてもさっさと感想は書け!俺!(SEED次回予告風)