うさ日記

憂さ晴らしに書くのかもしれません

スレッタは今、泣いているんだ!

この文章は機動戦士ガンダム水星の魔女第18話「空っぽな私たち」のネタバレ

 

と!

 

殆ど本筋に関係ないR18の話題がちょっと入ります。

 

 

 

もーうみんな思いやりが空回り!ミオリネもプロスペラもエリクトもスレッタに自由になって欲しいのは分かるけど、みーんな空回り!!!バカバカバカ!それはいい結果に辿り着かないってデリングさんが体張って教えてくれただろ!!!

 

と、いいつつ全員の気持ちもわかります。

ミオリネ視点だと、自分なりに歩み寄ってスレッタがエアリアルから離れる可能性が皆無であると分かった以上、こうするしかないんですよね。

 

ミオリネは本当に頭の回りが早い人物です。感情の振れ幅が大きく、言葉がきついため分かりにくいですが、常に感情と理性が別軸で動いているタイプです。例えばプロスペラに「あなたたち親子は私たちの仇」と言われた時も一瞬動揺しますが、直後に「それは私たちとは関係ない」と冷静に反論します。確かに21年前の出来事はスレッタとミオリネに責任があるわけではありません。その上で直後に「スレッタを巻き込まないで!」と自分自身を除外しているのは、以前ミオリネ自身がデリングの権威の恩恵で育ってきた事をプロスペラに突きつけられた事を思い出し、自分は責任は無くとも関連はあると理解してしまっているからでしょう。

 

そんな賢い可愛いミオリネですが、デリングと同じ悪癖があります。それは自分自身の過小評価。自己肯定感の低さではありません。自身の優秀さ、立場、責任などはしっかり理解して振る舞える器量は備えています。公の面では。

 

しかし私的には、自分の大切な人が自分をいかに必要としているかをきちんと理解していないところがあります。デリングは戦場経験から、ミオリネは成長環境からでしょうか。その悪癖がモロに出ているシーンでしたね。

 

プロスペラとエリクトも同類です。プロスペラは当初こそエリクトのためのスレッタという見方をしていたのだと思いますが、次第に情が移り、エアリアルのパーメットスコアが8へと到達しエリクトの復活がほぼ確定した事でそれを表に出す余裕が生まれたのでしょう。またエリクトもスレッタを巻き込みたくないのでしょう。なぜならガンダムは、エアリアルは「戦争マシーン」です。どう言い訳しても、どんな年月を積み重ねても、ヴァナディース事変の復讐を目論むエアリアルが人殺しの道具である事に変わりはありません。

 

2人とも、人殺しです。

 

しかしスレッタは、自らの意思で殺したわけではありません。それが免罪符になるわけではなくても、彼女にその動機がないのは事実です。そんな彼女をこの先の戦争に巻き込みたくないという思いは、理解できます。

 

本当に空っぽになってしまったスレッタ。1話の反転とはならず、宇宙に放り出されたスレッタをミオリネが迎えにくることはありませんでした。彼女の今後に幸福がありますように。

 

それはそれとして。

チラッと映ったガンドノードとやらは、おそらくエアリアル起点のスコア8データストームを拡張する中継点でしょう。クワイエット・ゼロの実行に必要だと思われます。

 

そんなエアリアル関連の重要情報を知ってしまったベルメリアさんが宇宙議会連合に捕まってしまいました。意外と口が軽い彼女のことなので、そろそろバレそうな気がします。

 

そんな彼女を置いて地球へ向かったミオリネたち。その目的は地球との和平でした。おそらくこれは意図的なものだと思いますが、ミオリネやニカの唱える「地球と宇宙の架け橋」とシャディクの言う「地球と宇宙の緊張状態」は、現代世界における国際協調と新冷戦構造に似ています。少年少女らが掴む未来はどちらなのか。

 

ちなみにその地球行きですが、ケナンジさんも同行しているようです。実は彼はグエルの憧れの人なのですが、彼は若い頃のケナンジさんしか知らなかったようですね。まぁ特殊部隊の隊長の顔なんて広報とかにものらないでしょうしね……仕方ない。でもパパを鑑みるに多分お前も歳とったら太るタイプだぞ。

 

憧れの人と言えば、チュチュは憧れを理解へと変換できらようになりました。「こんな時、ニカ姐がいれば!」ではなく、「こんな時、ニカ姐ならどうする?」へと進むことができましたね。偉いぞチュチュ。スペーシアンのラウダが感謝の言葉を伝えにきたのは、お前が正しい事をしたからなんだ。

 

反面、憧れとのギャップを突きつけられているのがそのラウダです。彼に落ち度があったわけではなく、また彼の知らない事情があったとはいえ、グエルとの力の差を見せつけられる結果となってしまいました。「初めて会った時から、兄さんはすごい人だと思ってる」という言葉は嘘ではないでしょうが、その兄が父を殺したという事実に直面してなお彼が劣等感を抑え込めるかは分かりません。ちなみに一期の頃からラウダ君が劣等感爆発させることを期待していたので、もし現実になったらラウダ理解者第2位の称号をください。もちろん1位はペトラです。お前らどこまで行ってんの?ってグエル役の阿座上さんも聞いてたけど、実際どこまで行ってんの?

 

そんな魔女ラジ特別回、通称グエラジでコメント拾われたのも良い思い出です。「グレッタ・マーキュリー……ってやかましいわ!w」って言われてるのは多分私のコメントです。

 

そしてここからがほとんど関係ない話題です。

 

興味ない人は閉じてください。身のある話はしてません。

 

閉じました?

 

閉じましたね?

 

 

 

 

つまりこの文を読んでるあなたは興味津々って事ですね?

 

じゃあ言いますけど……

 

セセリアさんやりたい放題すぎない!?!?!?

 

 

ただでさえ流行の「ぶっとい太もも」「Sっ気煽り」などの要素を備えつつ、なんだかんだで学園が舞台になる回では出番を得て、ランブルリングでは可愛い戸惑いシーンや意外な有能シーンも描かれて存在感を増していました。こいつモビルスーツに乗ってないんですよ?っていうかほとんど決闘委員会の部屋にしか居ないんですよ?なのにこの存在感!今日のサブタイトル分かってる?「空っぽな私たち」だよ!?お前だけミチミチに詰まってんじゃねーか!いやむしろムチムチが詰まってんじゃねーか!

 

そして今日!更にその彼女に懺悔室という新たなステージが与えられました!

 

知らない方のためにご説明いたしましょう。懺悔室とはキリスト教系の教会にある一室で、信者はそこで顔を隠したまま罪を神父に告解し……などというのは現実の話です!そうじゃない!そうだけど今大事なのはそうじゃない!

 

改めて説明しましょう。"オタクカルチャーでの"懺悔室とは!顔を隠したままなぜか股の高さくらいにある小窓からナニを突き出し、仕切りの反対側にいるシスターにアレコレしてもらう場所なのです!最初に考えたやつは何者なんでしょうか?不信心者であることは間違いないと思いますが!

 

そう、懺悔室とはもう"そういう場所"なのです!常人の皆さんは「ええ……そういうのってホテルとか自宅とかでするもんでしょ……」と思われるかもしれませんが、我々にはそんなリアルの方が現実味がないのです!この矛盾!泣けるな!

 

そんな場所がセセリアに与えられてしまった!キャラ、シチュエーション、プレイ内容、全てがお膳立て済み!百合だけじゃあ満足いかないみなさんも逃しませんと言わんばかりの公式からの、熱い二次創作への応援!

 

ちなみにガンダムと言えばロボットアニメなのだから、そんな人気の取り方は邪道では?と思われる方もいるかもしれませんが、意外と伝統芸です。キボウノハナーで有名な「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」にはたった1人の男性リーダーと多数のその妻で構成された超ハーレム集団が出てきますし、「機動戦士ガンダム00」は軒並み巨乳の女性キャラが意味もなく水着になる回がありますし、「機動戦士ガンダムSEED」にはことあるごとに際どい衣装で不自然なほど胸を揺らしながらライブパフォーマンスをするアイドルや、主人公などのメインキャラクターの事前・行為中・事後シーンが描写されたりもしました。あとOPで毎回全裸の女性が身体をのけぞらせながら胸を弾ませる映像が流れました。さらに言うと、全部水星の魔女と同じく夕方の時間帯に地上波で放送されていました。お茶の間が凍り付くこと間違いなし!

 

そう考えるとまだ大人しいんですが、SNSでは着実に話題になっています。Twitterのトレンドランキングでは「チュチュパイセン」より「セセリア」が上に来る始末。やはりエロの訴求力はすさまじいものがありますね。

 

そんなわけで、今年の夏コミは主要キャラクターだけでなくセセリアの活躍が期待されるのでは!?というお話でした。マジで中身なかったでしょ?